水素とは、原子番号1の元素です。
水素自体はとても小さく、例えば厚さ1mmの羊かんを10,000,000等分に分けたひとつが水素の直径です。
そのため、水素は身体の中をどこまでも浸透していきます。血液脳関門(※)はヒトの身体にとてもとても大切な機能のひとつですが、例えば水素はこの関所を簡単に通過し、脳代謝を促進いたします。
※血液脳関門:脳を保護するため、分子量の大きい物質や有害な物質が脳に入りこめないようにする機能です。
水素は地球温暖化対策で、化石燃料の代替燃料として注目されており、実際に、自動車や船舶などの燃料として利用されています。
近未来水素は、太陽光発電、風力発電、地熱発電、水力発電などの再生エネルギーで海水を電気分解し、携帯用水素吸蔵合金で貯蔵し、必要な時に必要な場所でエネルギーとして利用できる時代が来ると言われています。
もしかするとヒトに対しても、例えば体内から任意の場所に水素を大量放出することで、未病に寄与する健康補助製品の開発を進められるかもしれません。
太陽の90%以上は水素でできています。そのため、太陽のエネルギーは水素からできており、地球に様々な恩恵を与えています。
太陽から発せられた光エネルギーを受け、植物は育ちます。
植物は、葉っぱで水分(H2O)をエネルギー(H:水素)と酵素(O2)に分け、酵素は大気に放出します。
植物は、大気から炭酸ガス(CO2)を取り入れ、得られたエネルギーを使って栄養分(炭水化物)を作り、蓄えます。
動物は、植物が作った栄養分を食べてエネルギーを得ています。
そして動物から出した排泄物は大地に戻り、また植物の栄養分として利用されます。このように、水素は地球の循環に欠かせない中心的存在ということです。